ファミリー向けのComfee’食洗機を紹介してきましたが、やはり最大の欠点、「でかすぎる」ということがあり、キッチンに置けないって問題が常につきまといます。特に一人暮らしや3人家族までの方には大きな食洗機はどう考えても不向きですよね。
そんな中、1~3人用のコンパクトな食洗機は世の中にはたくさん出回っています。最近ですとPanasonicからもおしゃれなコンパクト食洗機が発売されました。そして、なんと僕が愛用している家電メーカーのComfee’からもコンパクト食洗機が発売されたのです。ただ、もちろんネット上にあまり詳細な情報が載っていないので、今回はこちらのComfee’ WQP4-W2601Dを紹介させてもらいたいと思います。
この記事では、コンパクト食洗機の購入を検討されている方へ、Comfee’から新発売されたWQP4-W2601Dをご紹介します。
僕はComfee’食洗機を2年前に購入して実際に使用し、周辺情報を収集しながらブログを書いてきたので、その経験を踏まえて新しい機種の情報をみなさんにお伝えできればと思っています。
・1人暮らしでも洗い物が多い方や2人暮らしの方
・食洗機は夜間に使用して電気代を抑えたいと思われている方
・スマホで水道代などを管理されている方
目次
Comfee’ってどんなメーカー?
Comfee’は電子レンジ、エアコンで世界シェアNo.1の中国の家電メーカー「Mideaグループ」のブランドです。
詳しくはこちらの記事をご覧いただけたらと思います。
WQP4-W2601Dの外観
【寸法】
幅420mm ✕ 奥行435mm ✕ 高さ435mm
それぞれ40cm前後の立方体であることがお分かりいただけると思います。イメージはしやすいですよね。
5人用のComfee’WQP6-3602Kが奥行(545mm)と比較すると、かなり小さいので置き場所に困ってらっしゃる方からすると選択肢に入ると思います。
ただ、コンパクト型の食洗機に関しては少し奥行が大きい印象です。
コンパクト型のメリットは省スペース性であることが一番で、なおかつ、食器カゴのスペースやキッチンの壁に沿って設置されることが多いと考えると、奥行き435mmは少し大きいのでは、という感じですね。
ちなみに有名所のコンパクト型食洗機の奥行き比較として、
Panasonic SOLOTA (225mm) < THANKO ラクアmini (315mm) < AQUA ADW-GM3 (390mm) < Comfee’ WQP4-W2601D (420mm)
こんな感じになります。
Panasonic SOLOTAが本当に省スペースで優秀ですよね。ただ、完全一人用なので容量はより少ないです。
WQP4-W2601D は小容量コンパクト型食洗機の中では大きい部類に入ります。
小窓で中が見える
従来の5人用のComfee’WQP6-3602Kでは運転中は洗浄の様子を見ることができなかったですが、今回からドアにクリアウィンドウがついているため、中の洗浄の様子を見ることができます。
洗浄の様子って見てなにか意味があるの?って感じすると思うのですが、実は割とあったら良い機能なんですね。
理由は、食洗機のノズルから発射された温水でお皿がどのように洗浄されているかがリアルで分かり、それに合わせた最適な食器の置き方がわかるからです。
食洗機使用した初期のころってお皿をどんな方向でどれだけ重ねて置いて良いかわからないので、中が見えるのは割と嬉しいんですよね。
ボタン
最近、タッチパネルを採用している機種が多いのですが、今回はそうではなく、通常のボタンでした。
まぁ、タッチパネルのほうが故障するリスクが高いとかも言われているので、通常のボタンで良いのかなという印象です。
WQP4-W2601Dの基本特性
工事不要・2Way給水式
食洗機の設置に関して、使用する水の給水方法が大きく分けて3つあり、どれを選択するかによっても設置方法が異なります。
大きく分けて「分岐水栓式」、「自動給水式」、「タンク式」の3パターンがあるのですが、今回のComfee’ WQP4-W2601Dでは「分岐水栓式」、「タンク式」の2Way対応しています。
それぞれの給水方法はこちらを参照いただければと思います。
WQP4-W2601Dで採用している「分岐水栓式」、「タンク式」では、「タンク式」が工事不要となります。
本体に組み込まれているタンクに水を注ぐだけで使用できます。
一方、「分岐水栓式」に関しては、蛇口を取り外して分岐をつける工事をする必要があり、この工事費が割と高いので要注意です。
こういったコンパクト型食洗機に関しては1回に5L程度だと思うのでタンク式で十分だと思っています。
WQP4-W2601Dのタンク容量を調べたのですがどこにも載っていなかったので、他のタンク式コンパクト型食洗機を参考に5L程度と記載させてもらいました。
選べる5つの洗浄コース
洗浄コースについてですが、
どれだけお皿が汚れているかに対して必要な水量と時間が決まっています。
汚れレベル | こんなとき | 使用水量 | 洗浄時間 |
---|---|---|---|
軽い汚れ | 軽い汚れを洗うとき | 少ない | 短い(45分) |
中程度 | 食後すぐに洗うとき 普通の汚れのとき | 普通 | 普通(110分) |
ひどい汚れ | がんこな汚れを洗うとき 汚れが多い・油汚れが多い 食後数時間経って洗うとき | 多い | 長い(140分) |
あとは、高温に弱い食器などを洗う「低温ソフト」、食器を入れないで食洗機の庫内洗浄を行う「お手入れ」というコースがあり、十分カバーされていると思います。
水道代、電気代を節約するには洗浄する食器に合わせて上記を分けるほうがコスパが良くなります。
15点(1〜3人分)の食器容量
食器の容量ですが、◯点という記載に仕方がほとんどだと思いますが、個人的には容積で見るほうが良いと思っています。
理由は、メーカーがセッティングしている食器の大きさと収納方法は理想中の理想であって、そんな食器は家にはない!とか、そんなぴっちり置くなんて日常的に無理!って思われる方がほとんどだと思います。
なので、比較する際は庫内容量として見ていくのが良いかと思います。ちなみにWQP4-W2601Dの庫内容積としては33.6Lになります。
75℃高温・360°丸洗い
なぜ食洗機の水温が75℃に設定している機種が多いかというと、
豚や牛の油が溶ける温度帯が40〜50℃と言われているので、それ以上の水温で洗浄するのが良いといわれているからです。
コチラのPanasonicのウェブサイトを見ていただくと非常にわかりやすいです。
最高温度ってずっと維持するわけではなく徐々に上がっているので、75℃までもっていく設定であれば油汚れも洗浄できると分かっているんですね。
なので、WQP4-W2601Dでは75℃で360°の丸洗いができるのはスペック的に優秀だと思います。
PTC熱風乾燥
PTC熱風が普通の熱風とどう違うか簡単に説明しますと、
PTCについての詳細は以下です。
PTCはPositive Temperature Coefficient(正温度係数)の略です。PTC特性とは、温度が上がるにつれ、電気抵抗値が正の係数をもって変化する性質のことをいいます。
そして、その特性を持ったヒーターは「PTCヒーター」と呼ばれています。
詳しくはコチラをご参照ください。
IOT対応
オリジナルアプリである「MSmartHome」と食洗機を連動させることができるとのことです。
何ができるのかというと、水道使用量、電気使用量をアプリで確認することができるようです。
まぁ節約志向の方であればあったら嬉しい機能ですね。
また、口コミでも割りと評判が良いのがアプリ遠隔操作です。食洗機のスタートもアプリ経由で可能とのことで、例えば、夜ご飯を食べたあと、食洗機を回すと騒音でうるさいから後で回そうと思い、その場を離れたりした時、アプリがあればわざわざリビングにもどらなくても自分のタイミングでスタートさせることができるという、ちょっとした手間を省けるようです。
WQP4-W2601Dのメリット・デメリット
この機種の最大の特徴が、
だと思っています。
これがメリットにもデメリットにもなるところです。
ただ、コンパクト型食洗機を選ばれている時点である程度、省スペースには間違いないのでその中で大きい方ということで選びやすいとは感じています。
メリットとしては、コンパクト型食洗機でも一度に多くの食器を洗うことができること。
デメリットとしては、コンパクト型だけど少し大きいので設置スペースを考える必要があるということ。
一人暮らしで洗い物が少なくキッチンにスペースがあまりないという方にとってはデメリットになります。
結論
上記のメリットを享受できる方は結構よい食洗機なんじゃないかなと思います。
最近、Panasonic SOLOTAが発売されて少人数用の食洗機が熱くなってきているところなので、コンパクト型食洗機を検討されている方はぜひ、WQP4-W2601Dを検討いただければと思います。
・1人暮らしでも洗い物が多い方や2人暮らしの方
・食洗機は夜間に使用して電気代を抑えたいと思われている方
・スマホで水道代などを管理されている方
今回ご紹介したWQP4-W2601Dはコンパクト型だけどわりと容量があるため、2〜3人用として力を発揮するのではと思っています。
また気になる食洗機があれば紹介したいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございます!